Concept

だれもが安心して健やかに暮らせる未来

 現在、私たちの住む日本のエネルギー自給率は、わずか12%とほとんどを輸入に頼っています。そのため、世界情勢によりエネルギーの価格が大きく変動する事を余儀なくされています。

 とくに、化石燃料は近年価格高騰が続いています。いつかは枯渇するであろう化石燃料を後世に残すには、日常生活で費やされる様々なエネルギーを削減することが必要となります。消費エネルギーを削減し、未来へとつないでいくことは、今を生きる私たちに課された重要な責務と考えています。

自然調和と建物性能

 自然から得られるエネルギーと上手に付き合い、建物の断熱性能、気密性能を上げることにより、少ないエネルギーで室内の温・湿度の環境を整え、健康で快適な生活空間を作り上げることができます。

自然調和

 太陽の高度は夏至と冬至で違います。建築場所の正確な情報で太陽の動きを計算し、建物へ差し込む太陽熱を夏は遮断、冬は取り込む事で室内の温度の調整を行います。
 また、地域により季節の風の吹く方向が朝と夜とでも変わります。正確な情報を読み取り、窓の位置を適切に配置し、天候の良い時期には自然のエネルギーだけで室内環境を整えます。

建物性能

 外壁、屋根においては、夏場はどうしても太陽熱を遮ることはできません。そのため、断熱性を高めて外の熱を遮断することは必要不可欠です。冬場においても同様で、室内の温かい熱を外へ逃がさないようにしなければいけません。

 気密においても計画換気が大切であり、法規上、1時間に0.5回の換気が必要となります。
しかし、気密性の低い住宅では、計画換気が適切にとれず換気不足になる場合があります。 換気不足によって結露からのカビのリスクにつながります。

家族を守る6つの快適
六適工法・無敵の家

①適温

夏は涼しく 28℃以下
冬は温かい 18℃以上
温度のバリアフリーによって全ての室温を一定にし、ヒートショックを防ぐ効果があります。
温度変化によるストレスも軽減できます。
セルロースファイバーの断熱効果。

②適湿

室内の湿度を40%〜60%にすることでカビの繁殖、喉の粘膜の乾燥を防ぎ、アレルゲンの影響を最小限にします。
窓には樹脂サッシを使用し、セルロースファイバーの調湿効果により結露がしにくくなります。

③適圧

全ての室温を一定にする気密性。
空気の漏れがないように気密テープを貼ります。
外部の検査機関で気密検査を実施し、中間、完成時の2回測定します。
C値=0.3c㎡/㎡以下
ちなみに寒冷地2.0、一般で5.0です。
見えないところに手は抜きません。

適材

石と木と紙と草でつくる家。
ビニール、化学製品、接着剤等、いわゆる「新建材」をなるべく使用せず、大事なご家族を守るため、天然素材にこだわって施工します。
シックハウス症候群を克服する部屋づくり。
土地や地域に合った地産の天然木を使用し、アレルゲンとアトピーの影響を軽減します。

⑤適光

季節によって「光」の入りかたが変わります。
土地によって全く異なる動きをする「光」と「風」私たちは、季節の「光」を最大限に活かすために、地域の環境と周辺の建物の環境を考慮して最適な住居設計を提案します。

⑥適風

季節に応じた風の流れを計算し、室内の風の「循環」と「創風」を計画してお客様の居住地域に適した夏涼しく、冬温かい「窓」の配置を考えます。